コーヒーのアラビカ種って何?コーヒーの品種について解説します。

コーヒーチェリーの木

こんにちは、タクローです。

みなさんは「アラビカ種」って聞いたことはありませんか?
「アラビカ100%」なんて書いてあるコーヒーを見たことあるんじゃないでしょうか。

この「アラビカ」というのは、「アラビカ種」というコーヒー豆の品種のことです。

今回の記事はコーヒーの品種について、焦点を当ててみたいと思います。

アラビカ種って聞いたことがあるけど、どんなコーヒーのことを言うの?
コーヒーの品種って何種類あって、違いはいったい何なの?

こんな疑問を持たれている方に、役立てていただきたくて今回の記事を書いてみました。

コーヒーの品種について

コーヒーの品種は大きく分けて2つあります。

  • アラビカ種
  • ロブスタ種

実は、もう一つリベリカ種というのもあり、大きく分けて3つに分類されるという考え方もあります。

ただ、このリベリカ種に関しては、全体の1%未満しか流通されていません。
原産国はアフリカ西海岸のリベリア共和国で、栽培地域内のみで生産、消費されていないようです。

よって、リベリカ種については割愛します。

アラビカ種とは?

原産地はアフリカのエチオピア

そこから世界各地に拡がり、その地域独特の土壌や気候により個性あるさまざまなコーヒー豆が栽培されるようになりました。

例えば、ブラジル、モカ、コロンビア、グァテマラなどはよく聞く銘柄です。
同じアラビカ種でも、栽培される地域が違うことで、味や香りが異なるのです。

袋のコーヒー生豆と焙煎されたコーヒー豆

アラビカ種は1種類ではありません。
アラビカ種に属するコーヒー豆の種類は200を超えるといわれています。
その中でいくつかアラビカ種に属する代表的な品種を簡単にご紹介します。

  • アラビカの原種に最も近いと言われているティピカ
  • ティピカが突然変異して生まれ、ブルボン島が起源として知られるブルボン
  • ブルボンの突然変異種として知られるカトゥーラ
  • ブルボンとスマトラを自然交配させてできた品種であるムンドノーボ
  • カトゥーラとムンドノーボの交配種であるカトゥアイ
  • ブルボンの突然変異で、コーヒーチェリーが黄色で知られるアマレロ
  • エルサルバドルで人工的に作られた品種のパカマラ
  • パナマで多く生産されていて、希少価値が高くフルーツのような香りが特徴のゲイシャ

ごく一部を挙げてみましたが、アラビカ種には挙げればきりがないほど多くの品種があります。

注目すべきは、「ゲイシャ」という品種。
コーヒー豆の大会で何度も優勝して、世界中で有名になったこの品種。
日本でもスペシャルティコーヒーとして提供しているお店もあるくらいです。

コーヒー豆のお店に流通しているのは、ほとんどアラビカ種です。
ですから、自分の口にあった品種を探してみるのも、コーヒーを飲む楽しみの一つです。

アラビカ種の栽培環境

アラビカ種は世界のコーヒー生産量全体の70%以上を占めると言われています。

霜、乾燥に弱く、また病害虫にも弱く、耐病性も低いといわれています。
栽培するのに条件が大変厳しく、大きな手間がかかります。

そのぶん香り、風味が良くて美味しいのです。
品質に優れているので、主にレギュラーコーヒー用として使われています。

このアラビカ種、生産している国はブラジル、ジャマイカ、タンザニア、インドネシアなど、コーヒーベルトと呼ばれる地域です。

コーヒーベルトとは、南回帰線と北回帰線に挟まれた地域のことを言います。

コーヒーベルト地図

出典:AGF「コーヒーの生育条件」

コーヒーの栽培には、平均気温15度から20度ほどで霜の降りない気候、さらに年間平均1500ミリから200ミリの雨量、そして水はけのよい土壌、これらの条件が欠かせません。

赤道を中心にして、南北25度幅の地域であるコーヒーベルトは、そんな条件を満たしており、コーヒーの栽培に適しています。

この地域以外でコーヒーを栽培することはできません。

このように限られた条件がそろった環境の中で、手間暇かけて栽培されているからこそ、芳醇な香り豊かなコーヒーが生まれるのですね。

ロブスタ種とは

カネフォラ種とも呼ばれますが、ロブスタ種の原種がカネフォラ種です。

アラビカ種と違って、耐病性も高く、環境に影響を受けにくく、栽培しやすいのが特徴です。
アラビカ種は霜や乾燥に弱いことから標高1,000mから2,000mの高地で栽培されています。
一方、ロブスタ種は標高1,000m以下の比較的低地でも栽培できてしまいます。
ロブスタ種はあまり環境に左右されることなく、また一度に収穫できる量も多いこともあって、比較的安価で取り引きされています。

袋にパックされたコーヒー豆

ロブスタ種は苦味が強く、酸味が少ないことが特徴です。
また、麦茶のような香りもします。
アラビカ種と比較すると含まれるカフェインの量が多いです。
生豆の形も丸く、大きめな特徴もあります。

こんなロブスタ種ですが、安価で手に入るということもあって、インスタントコーヒーや缶コーヒーに使われています。

ロブスタ種は耐病性が高く、栽培しやすいのが大きなメリットです。
このメリットを最大限に活かし、アラビカ種と交配させた品種(ハイブリッド種)も出てきています。
生産性が高くて、美味しいコーヒーが出来上がるという寸法です。

まとめ

さまざまなコーヒーの品種を知ることで、コーヒーを飲む楽しみがもっと広がります。
気になる品種があれば、次の休日にお店に足を運んでもみてはいかがでしょう。

みなさんの貴重なコーヒータイム、素敵な時間にしてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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