こんにちは、タクローです。
みなさんもよく飲むコーヒー。
香ばしい香りに、口中に広がる芳醇なコクと風味、酸味があったり、苦味があったりとコーヒーはさまざまなシーンで楽しめます。
コーヒーを飲めば、リラックスできます。
さらに仕事中、勉強中に飲めば集中力がアップしたりします。
私も大好きなコーヒーではありますが、夜、遅い時間に飲むと眠れなくなったりしますよね。
また、ちょっと調子に乗って、量を飲みすぎたりすると眠れなくなることも。
その原因は、コーヒーに含まれるカフェインの覚醒作用であることはみなさんもご存じだと思います。
この覚醒作用、飲んでから約4時間ほど持続すると言われています。
飲んでから1時間で覚醒作用のピークを迎え、その後減退していきます。
ですから、一般的に寝る3時間ほど前であれば、コーヒーを飲んでも睡眠に影響しないと言われています。
とは言っても、コーヒーを飲んで眠れなくなった経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
そこで、ちょっと飲み方を変えるだけで、眠れなくなるどころか、気持ちよく眠れ、疲労回復に役立つこと、ご存じですか?

今回はこのような疑問に答える記事にしていきたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いください。
何時までなら、コーヒーを飲んでもいい?
2013年、ミシガン州デトロイトのウェイン州立大学とヘンリーフォード病院が行った研究によれば、就寝6時間前のカフェイン摂取で睡眠が1時間短くなる可能性があることがわかりました。
この研究結果に基づき、良質な睡眠を考えたとき、夜どころか、夕方以降、コーヒーは飲まない方がいいということになります。
ただ、研究者の中には、カフェイン摂取による睡眠が妨げられるリスクは、過小評価されていると言っている人もいます。
つまり、カフェインの影響はもっと大きく、コーヒーを禁止する時間をもっと早くする必要があると言っている人すらいるということです。
そんな研究者もいるぐらいなのに、コーヒーの「飲み方」を変えれば、夜寝る前にコーヒーを飲んでも大丈夫って、いったいどういうことなのでしょうか。
一番の問題は「カフェイン」
睡眠に影響を与える一番の原因は、「カフェイン」によるものです。
ですから、その原因を根本から経ってしまえば、問題解決です。
つまり、「カフェインレスコーヒー」を飲めばいいということになります。
カフェイン成分だけを取り除いたコーヒーであれば、夜眠れなくなることもないし、体にもやさしいです。
不眠症の方や、妊婦さんなど「カフェインは取りたくない!」という方に、カフェインレスコーヒーはよく飲まれています。
カフェインレスコーヒー、ぜひ一度お試しください。
コーヒーを飲んで睡眠の質を良くしよう
眠れなくなる原因が「カフェイン」にあるわけですから、カフェインレスコーヒーを飲むことで問題は解決できます。
ただ、あることに注意してコーヒーを飲めば、カフェインレスではないコーヒーでも、眠れない悩みから解放され、さらに睡眠の質を良くすることができるのです。
夜、コーヒーを飲むときの注意点について、解説していきます。
ホットコーヒーを飲もう
夜、寝る前にコーヒーを飲むなら、アイスではなく、ホットで。
カフェインは利尿効果もあります。
アイスだと体が冷えて、トイレが近くなり眠れなくなってしまいます。
ミルクをたっぷり入れて飲もう
夜、寝る前にホットミルクを飲むとよく眠れるというのは聞いたことあると思います。
コーヒーの場合でも、寝る前はカフェオレにして飲みましょう。
ミルクにはカルシウムが含まれています。
カルシウムには脳の興奮を抑える働きがあるため、リラックス効果を促進させます。
さらに、ミルクには睡眠ホルモン「セロトニン」の元となる「トリプトファン」が含まれています。
ミルクが、より良い睡眠を導いてくれるのです。
ゆっくり時間をかけて飲もう
まろやかな味わいのカフェオレを、時間をかけてゆっくり飲みましょう。
ミルクの甘さ、コーヒーの風味と香りを楽しみながら飲みましょう。
そうすることで、リラックス効果が期待でき、1日の疲れを取ってくれることでしょう。
ただ、ホットのカフェオレを飲んでいるとき、テレビやパソコン、またはスマートフォンを見ないようにしましょう。
脳が興奮してしまい、眠れなくなってしまうことがあります。
では、ホットのカフェオレを飲んでいるとき、何をすればよいのでしょうか?
本や雑誌を読んでリラックスするもよし。
好きな音楽を聴いてリラックスするもよし(寝る前はクラシック曲が良質な睡眠に効果的という調査結果もあります)。
いろいろありますよね。
ご自分でリラックスできることを探してみましょう。
とにかく、その日にあった嫌なことを忘れ、ゆったりリラックスしたコーヒータイムを寝る前に楽しむことが大切です。
そうすれば、自然と質の良い睡眠を得られることでしょう。
良い睡眠が得られれば、すっきりした気持ちで朝を迎えることができるはずです。
まとめ
今回は、睡眠の質の良くするためのコーヒーの飲み方について解説してきました。
つい、いつものようにコーヒーを楽しんでしまうと睡眠の妨げになってしまいます。
くれぐれも次のことには注意しましょう。
- ブラックで飲まない
- 量を飲み過ぎない
ただ、ホットでカフェオレにして、コーヒーを飲んだとしても、コーヒーはコーヒー。
人によって、カフェインの耐性もさまざまです。
たとえ、少量のカフェインだったとしても、思った以上に覚醒作用が働くこともあるでしょう。
自分の飲み方、楽しみ方を見つけてください。
今回の記事がそのヒントになれば幸いです。
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