こんにちは、タクローです。
みなさんは勉強しながら、あるいは仕事しながら、コーヒーを飲んでいますか?
私は、昔からコーヒーを飲むことで、仕事効率が上がるような気がしていました。
ですので、今でもコーヒーを片手に仕事をしていることが多いです。
コーヒー好きであれば、勉強中、仕事中にコーヒーを飲むという方も多いはず。
実は、勉強中や仕事中にコーヒーを飲む行為は理にかなったものなのです。
コーヒーを飲むことで、集中力や記憶力を高めることができるのです。
今回の記事は、このあたりに焦点を当てて、コーヒーの効果を探っていきたいと思います。


そんな疑問をお持ちの方に、今回の記事はお役に立てるのではないでしょうか。
どうぞ最後までお付き合いください。
コーヒーを飲むと集中力が上がる
コーヒーには、カフェインが含まれています。
カフェインと言えば、「覚醒作用」を多くの方は思い浮かべるでしょう。
このカフェインには、集中力を上げる効果もあるのです。
仕事や勉強していて、「何だか頭がスッキリしない」、「気分が乗ってこない」など、そんな気分の時はコーヒーを飲んでみてください。
コーヒーを飲むことで、集中力が高まりますので、効率よく仕事や勉強を進めることができるはずです。
タフツ大学のタッド・ブルネイ博士ら研究チームは、カフェインと集中力の関連性を実験したことで知られています。
その実験というのは、被験者36名に1ページのニュース原稿を読ませ、5分間で文法の誤りや誤字脱字を見つけてもらうというものでした。
量が異なるカフェインが含まれたカプセルを用意し、実験を行う45分前に各被験者はそのカプセルを飲みます。
実験を行った結果、カフェインが多く含まれたカプセルを飲んだ被験者がより多くの誤りを見つけることができたのです。
ブルネイ博士らはカフェインが中枢神経を刺激し、集中力が高まることで誤りを見つけやすくしたのだという結論を導き出しました。
カフェイン効果は覚醒作用だけではないのですね。
コーヒーを飲むと記憶力が上がる
カフェインには、集中力だけでなく記憶力を上げる効果もあります。
学生時代の勉強は、暗記(記憶)がつきものです。
私も学生時代、苦労した経験があります。
コーヒーを飲みながら勉強すれば、記憶力アップ、それとともに点数もアップするかも。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究チームは、ある実験を通じてカフェインにより記憶力が強化されることを明らかにしました。
実験はまず、被験者73名に多数の画像を見せるところから始まります。
その後、2つのグループに分け、片方のグループには濃いエスプレッソコーヒー2杯分に相当する200ミリグラムのカフェインを摂取させました。
被験者に見せた画像に加え、全く異なる画像と微妙に異なるよく似た画像を混ぜて、翌日、2つのグループに再度画像を見せます。
翌日、再び画像を見せ、前日あった画像となかった画像を区別してもらいました。
前日にあった画像となかった画像については、カフェインを摂取したグループも摂取しなかったグループも正確に区別できたそうです。
ただ、よく似た画像についてはグループ間で差が出たというのです。
カフェインを摂取したグループの方が、かなり正確に区別できていたのです。
研究チームは、カフェインが記憶や空間学習能力に関わる脳の器官である海馬(かいば)に良い影響を及ぼしているという結論を出しました。
コーヒーに含まれるカフェインは認知症の予防にも効果があるのではないかとも言われています。
まとめ
コーヒーを飲むと、集中力、記憶力が高めることができます。
それらはカフェインの働きによるものですが、この記事で紹介した研究、実験により実証されています。
さらにコーヒーには、リラックス効果もあり、さらにストレス解消、疲労回復の効果もあります。
コーヒー片手に仕事や勉強をすることは、良いこと尽くしです。
素敵なコーヒータイムをお過ごしください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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