コーヒーに含まれるポリフェノールとは?

美容にも効果があるコーヒー

ポリフェノールとは?

ポリフェノールとは植物が作り出す抗酸化物質のこと。

人間が吸い込んだ酸素はすべてエネルギーをつくるために使われるわけではありません。
使われなかった一部の酸素が活性酸素に変えられ、細胞内の脂質(コレステロール)と結びつきます。
そうすると、金属が錆びるのと同じように体の細胞が酸化していくのです。

細胞が酸化していく原因となる活性酸素は、「老化」に深くかかわりがあります。
この活性酸素は、ガンなどの生活習慣病の主な原因であると言われています。

抗酸化物質であるポリフェノールは、活性酸素から体を守り、細胞の酸化(老化)を防いでくれているのです。

ポリフェノールは私たちが健康を維持していくために、非常に効果的な物質なのです。

コーヒーにポリフェノールはどのくらい含まれているの?

赤ワインのアントシアニン、お茶のカテキン、ココアのカカオポリフェノールなどはポリフェノールの一種です。
野菜や果物などにも含まれており、ポリフェノールは8,000種類以上あると言われています。
つまりたくさんの抗酸化物質の総称をポリフェノールというのです。

コーヒーには、「クロロゲン酸」というポリフェノールが含まれています。

赤ワインはポリフェノールが多く含まれることで有名ですが、コーヒーには赤ワインと同じくらいのポリフェノールが含まれています。
赤ワイン100ccに対し、ポリフェノール230mg、コーヒー100ccに対し、ポリフェノール200mgが含まれています。
緑茶100ccに対し、ポリフェノール115mgですから、コーヒーは緑茶と比べてかなり多くのポリフェノールを含んでいることになります。

ポリフェノールの健康効果は?

では、ポリフェノールは具体的にどのような健康効果があるのでしょうか。
下をご覧ください。

  • 心臓病、糖尿病、肝疾患(肝がん、肝硬変)など抗がん作用
  • 脳梗塞や心筋梗塞など生活習慣病予防作用
  • 血圧降下作用
  • 肥満防止作用
  • 口臭抑制作用

こういったことからも、ポリフェノールは健康維持には欠かせない物質なのです。

ところで、「フレンチパラドックス」という言葉をご存じでしょうか。

フランス人はグルメで知られ、バターや生クリームをたくさん使うようなこってり料理を好むのに長生きする人が多いといいます。
一般的に考えるとこってり料理を食べれば、コレステロールを増やし、結果、動脈硬化を起こしやすくなるはずです。

それなのに長生きする人が多い。

「なぜだろう」

こういった疑問を、研究者が「フレンチパラドックス」と呼んだそうです。

1991年、アメリカのCBSテレビで「フランス人に心臓病で死亡する人が少ないのは、毎日赤ワインを飲んでいるから」と紹介され、赤ワインが世界的ブームになりました。

そうです。
研究者たちはフランス人が健康を維持できているのは赤ワインが原因だと考えたのですね。

ポリフェノールは健康効果が絶大で、また長寿と大きな関わりがあることがご理解いただけたはずです。

クロロゲン酸と美容の関係

コーヒーは美容にも効果的だと言われています。

紫外線によるダメージが、肌の老化(酸化)を引き起こします。
肌が紫外線にさらされるとメラニンという色素物質を過剰に作り出してしまうことが、シミの原因です。

ここでもコーヒーに含まれるポリフェノールであるクロロゲン酸の出番です。
クロロゲン酸の持つ抗酸化作用が肌のシミ対策にも効果的なのです。

コーヒーの美容効果

コーヒーを2杯以上飲んでいる人はシミの抑制効果が見られるという研究結果もあるぐらいです。

「コーヒーを飲んでいる女性の肌にはシミが出にくい」ということがわかっていただけたと思います。

まとめ

  • ポリフェノールとは植物が作り出す抗酸化物質で酸化(老化)を抑制
  • コーヒーに含まれるポリフェノール(クロロゲン酸)には、生活習慣病をはじめ多くの病気を予防するのに効果的
  • フレンチパラドックスと赤ワインの関係
  • コーヒーに含まれるポリフェノール(クロロゲン酸)は肌のシミ対策にも効果的

コーヒーに含まれるポリフェノール(クロロゲン酸)は健康効果絶大、また美容にも効果があるのです。

ただ、カフェインが含まれているため、飲む量には注意が必要です。
適度にコーヒーを飲むことで、健康と美しい肌を維持することができるのです。

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