こんにちは、タクローです。
アクアリウムを趣味にしていれば、悩まされることの多い油膜。
水槽の水面にただよう油膜。
あれって、魚にも悪影響を与えそうだし、気になりだすと嫌なものですよね。
もちろん、私も油膜に悩まされた経験があります。
そんな私の経験を通じて、同じような悩みを抱えている方に向け記事を書いてみました。
微力ながら参考にしていただけたなら、幸いです。
我が家の水草水槽の油膜について
ある時、我が家の水草水槽に油膜が出るようになったことが事の始まりです。
水草水槽のサイズは45cm、照明点灯時間とCO2(二酸化炭素)添加時間はともに7時間、フィルターはエーハイム2213を使用。
ラスボラ・エスペイとカージナルテトラ、あわせて12匹とヤマトヌマエビ8匹。
水温は25度前後。
水槽環境としてはそんな感じです。
水面にびっしり油膜が出て、水草から出ていく泡がそのままの形状でいつまでも水面を漂っている。
なんとなくお魚も苦しそう。
そんなひどい状況の中、タイトルにもあるように、パワーハウスのろ材を使うことで解決できたわけですが、その前にそれまでの経緯を説明することにします。
パワーハウスのろ材にたどり着くまで
まずは、エアレーションをしてみることに。
エアレーションをすると、水槽の水が撹拌(かくはん)されるため、油膜除去に効果はあります。
とは言っても、水草水槽の場合、照明とCO2(二酸化炭素)を添加している時はエアレーションを止めることが多いでしょう。
油膜が発生する根本的な原因が解決されたわけではないので、エアレーションを止めるとまた油膜が出てきてしまうことも多いです。
あの時の我が家の水槽でも、一時的にエアレーションが解決してくれても、止めるとすぐにまた油膜が出てきてしまいました。
次に試したのは、「エーハイムスキマー350」という商品。
これは、水面の小さなゴミや油膜を取り除いてくれるサーフェススキマーです。
ADAのブッパという選択肢もありますが、安価な「エーハイムスキマー350」を購入してみることに。
購入後、すぐに設置した結果、見る見るうちに、油膜を吸い取ってくれました。
トリミングした後の細かい葉や根などのゴミも吸い取ってくれるので、商品としてはとても優れたものです。
ただ、デメリットとしては大きくて存在感が出てしまうことと、水流が強いことです。
そのような理由から、常に水草水槽に設置しておくわけにもいかず、こちらも一時的な効果に止まる結果となりました。
次は、「ADAのブッパか!?」とも思いましたが、予算の関係で今回は泣く泣く見送ることに。
とは言っても、この「エーハイムスキマー350」。
今ではトリミング後に一時的に設置して細かい葉や根を取り除くのに大活躍しています。
今まで網ですくい取ったり、ピンセットでつまんで取ったりしていた作業が一気に時短、効率化できます。
油膜除去もそうですが、トリミング後のゴミ処理に、絶対おすすめです!
話しを油膜処理に戻しますが、次に行ったことは、頻繁な換水。
今まで、週に一回のペースで3分の1ほどの水を換えていましたが、週に二回から三回くらいのペースで、いつもより多めの水を換えてみました。
こちらも一時的に解消はするものの、しばらくするとまた油膜が出てきてしまいます。
エサも減らしました。
一回に与える量も減らし、時々、一日空けるなどの対策もしてみました。
フィルターのろ材清掃もしました。
バクテリアを殺さないよう、ちゃんと飼育水で洗いました。
ろ過槽の粗目フィルター、細目フィルターも交換しました。
しかし、これでも効果が見られませんでした。
そこで、いつもお世話になっているショップの店員さんに相談したところ、「生物ろ過が効いていないのでは?」とのこと。
それを聞き、「サブストラットプロレギュラー」がだいぶ型崩れしてきていることを思い出したのです。
長年、交換してこなかった「サブストラットプロレギュラー」…。
「これだ!」と思い、そこで手に取ったのが、パワーハウスのろ材でした。
ちょっと高価ではありますが、以前から興味がありましたので、衝動買いしてしまいました。
パワーハウスろ材の効果はいかに?
購入したのはパワーハウス(ソフトタイプMサイズ)、1Lです。
水草用のソフトタイプはpH上昇を抑える機能があります。
我が家で使っているエーハイム2213のろ過槽にはMサイズ1Lで大丈夫でした。
さっと水洗いして使います。
表面がザラザラしていますが、とても丈夫そうな印象を得ました。
メンテナンスしやすいようにネットに入れました。
ネットはショップで200円ほど。
パワーハウスろ材の効果は抜群!
導入してからというもの、だんだんと油膜が減っていき、今ではピカピカの水面です。
まとめ
我が家の水草水槽に出た油膜トラブルについて、記事を書いてきましたが、今回のトラブルの原因は、生物ろ過が効いていなかったことでしょう。
なかなか改善されなかった時は、最悪、水槽リセットが頭をよぎりました。
バクテリアの役割の大きさ、大切さを改めて痛感しました。
油膜の症状が軽ければ、換水したり、エアレーションしたりすれば、解決することもあるでしょう。
しかし、マンパワーで解決できない場合は、「ろ過」を疑ってみるといいかもしれません。
「ろ材」を交換することで解決できることもあるのです。
今回、大変お世話になったショップの店員さんとパワーハウスの太平洋セメントさんに感謝の気持ちを込め、これを読んでいる方にも、「パワーハウス」、絶対におすすめです。
ろ材に迷ったら、一度使ってみてください。
後悔しないと思いますよ。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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