こんにちは、タクローです。
みなさんはコーヒーを淹れた後の「コーヒーかす」。
どうしていますか?
「いつも捨ててしまっている」というあなた。
今回はそんなあなたへ、コーヒーかすの活用法をご紹介します。

そんな疑問をお持ちの方であれば、この記事はお役に立てるのではないでしょうか。
最後まで、どうぞお付き合いください。
コーヒーかすの消臭効果
コーヒーショップのトイレにコーヒーかすが置いてあったりします。
みなさんはそんな光景、目にしたことはありませんか。
理由は容易に想像できます。
そうです、消臭効果が期待できるからなんです。
今回の記事は、コーヒーかすの消臭効果に焦点を当てていきたいと思います。
コーヒーかすの消臭効果、これはコーヒーかす特有の性質によるものなのです。
- 多孔質であること
- 酸性であること
この2つの性質について、詳しく説明していきます。
多孔質であること
コーヒーを抽出した後のコーヒーかすは、目に見えないたくさんの小さな穴が空いています。
このような性質を「多孔質」と呼びます。
多孔質になっていると、目に見えない臭いや湿気などを吸着してくれます。
身近なものとして、よく知られている「活性炭」や「シリカゲル」なども多孔質になっています。
「シリカゲル」とは乾燥材としてお菓子のパッケージに入っているヤツです。
これらは多孔質となっていることで、汚れ、臭いや湿気などを吸着してくれるというわけです。
酸性であること
コーヒーかすの多孔質は二酸化炭素を取り込んで酸化しやすい性質があるため、弱酸性に傾いています。
酸性であることで、アルカリ性のにおい成分を中和、吸着しやすくしているのです。
アルカリ性のにおい成分と言えば、「アンモニア」。
いやな臭いの原因とも言える「アンモニア」の臭いに、コーヒーかすは効果を発揮します。
いやな臭いを吸収するものとして、よく知られる「活性炭」。
実は、「活性炭」より「コーヒーかす」の方がアンモニアの吸収率が優れていると言われています。
なんと、「コーヒーかす」のアンモニア吸収率は「活性炭」の約5倍!
水分を含んだ「コーヒーかす」に至っては、乾燥させたものよりもアルカリ性のにおい成分をさらに中和、吸着しやすくなるため、それ以上の効果が見込めます。
コーヒーかすの活用方法
そんな消臭効果抜群のコーヒーかすの活用方法ですが、特別なことをする必要はありません。
コーヒーを淹れた後のコーヒーかすの水気を切って、平たい皿などに移して消臭したい場所へ置くだけ。
ただ、水分を含んでいますので、カビが生える可能性があります。
1日から2日くらいで交換するとよいでしょう。
ペーパードリップなどで、コーヒーをよく飲む方であれば、さほど面倒な作業ではないでしょう。
より長期に渡って、消臭剤として使用したい場合は、乾燥させるとよいでしょう。
1週間から1カ月ほど使うことができます。
電子レンジやフライパンで熱してやることで、乾燥させてもよいですし、天気がよければ日の当たる場所で乾燥させてもよいでしょう。
私はいつも新聞などに薄く広げて、日の当たる場所で乾燥させています。
良い天気であれば、半日もあれば乾きます。
乾燥させたコーヒーかすであれば、目の細かい布袋や茶こし袋などに入れることができます。
そうすることで、冷蔵庫や下駄箱などに袋ごと、手軽にポンと投げ込んでおけるというわけです。
コーヒーかすを置く場所
コーヒーかすの消臭効果がわかったところで、これをどこに置くか。
下にいくつか候補を挙げてみました。
- トイレ
- 冷蔵庫
- 下駄箱
- 玄関
- 電子レンジ
- 食器棚
- 灰皿
- 車の中
- 生ごみの袋やごみ箱の中
最後の生ごみの袋やごみ箱についてですが、乾燥したコーヒーかすをスプーン一杯分程度、パラパラと直接入れてしまいましょう。
臭いが気にならなくなります。
私はよくトイレや車の中に置きます。
上に挙げた場所だけでなく、とりあえず臭いが気になる場所に置くといいと思います。
まとめ
今回、私はトイレにコーヒーかすを置いてみました。
狭い場所なためか、ほのかにコーヒーの香りがして心地よい感じです。
コーヒーかすの消臭効果は「活性炭」の約5倍!
実際、臭いが吸収されているかは目に見えてわかりませんが、効果は十分実感できています。
コーヒーを淹れた後のコーヒーかす。
ぜひ、捨てる前に再利用することを考えてみてください。
再利用することで、こんなにすごい効果が期待できます。
今日も素敵なコーヒータイムをお過ごしください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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