こんにちは、タクローです。
コーヒーを飲むと、お酒(アルコール)やタバコ同様、血圧の上昇につながりやすいと聞いたことありませんか?
これはコーヒーに含まれるカフェインの仕業によるもの。
たしかに、カフェインは血圧を上昇させる作用があると言われています。
では、コーヒーが体に悪いということなのでしょうか?
今回は、コーヒーと血圧の関係を解説したいと思います。

このような疑問をお持ちの方にお役に立てる情報をお届けします。
目次
コーヒーと血圧の関係
今や3人に1人の割合で、高血圧と言われています。
ご存じのように、高血圧は脳梗塞など大きな病気を引き起こすとても深刻な病気です。
では、コーヒーを飲むと血圧にどんな影響があるのでしょうか?
みなさんは、コーヒーを飲むと血圧が「上がる」、とか「下がる」とか聞いたことありませんか?
どちらだと思いますか?
どちらも正しいと言えます…。

これから解説してまいります。
カフェインと血圧の関係
コーヒーは血圧を下げる効果があるのでしょうか?
それとも血圧を上げ、重病リスクを高める原因となってしまうのでしょうか?
コーヒーに含まれるカフェインは、交換神経を刺激します。
そうすると血管を収縮させる効果があり、心臓に作用することで、血圧を上げてしまいます。
ただ、カフェインによる血圧の上昇は「ごくわずか」と言われ、短時間で元の血圧に戻ると言われています。
また、繰り返し、摂取していると体が慣れてきて、カフェインに対する耐性ができます。
そうすると、カフェインによる血圧の上昇は、より小さくなります。
このように、コーヒーに含まれるカフェインが与える血圧に対する影響はほとんどないと言っていいでしょう。
ポリフェノールと血圧の関係
むしろ、コーヒーを飲むと血圧に対し良い影響を与えると言われています。
アメリカで行われた研究によると、コーヒーを1日最低4杯以上飲む人は、それ以下の人と比べ、高血圧のリスクが減ることがわかっています。
では、コーヒーを飲むとなぜ高血圧のリスクを減らすことができるのでしょうか?
コーヒーには善玉コレステロールの酸化を抑える効果を持つ成分が含まれています。
また、クロロゲン酸というポリフェノールが含まれていることも大きな要因です。
このクロロゲン酸というポリフェノール。
この成分は抗酸化作用があって、血管を錆びから守ってくれるのです。
そうすることで、血液がサラサラになり、血液の流れがスムーズになります。
結果、「血圧が下がる」ことにつながるわけです。
じゃあ、「やみくもにコーヒーを飲めばいいのか」というと、そうではありません。
コーヒーに含まれるカフェインの摂り過ぎは、体の害になります。
カフェインを摂りすぎることで、動機、めまい、吐き気、胃痛や頭痛、さらに不眠症など生活に支障をきたす症状が出ることがあります。
コーヒーの飲みすぎは禁物。
1日4杯、多くても5杯程度にしておきましょう。
美味しいコーヒーで素敵なコーヒータイムを楽しみましょう。
まとめ
コーヒーを飲めば、高血圧が治る、改善するというわけではありません。
私は医者ではありませんので、はっきりしたことは言えません。
もちろん、コーヒーが高血圧の人にどんな効果をもたらすか、わからないと言わざるを得ません。
記事を読んでいただき、決して誤解のないようお願いしつつ、最後のまとめとなります。
今回、私は「コーヒーが血圧の上昇を引き起こしたり、体に悪いわけではない」と、言いたいだけなのです。
もちろん、飲みすぎたりすれば、カフェインによる悪影響が出るでしょう。
美味しくコーヒーを楽しむため、飲みすぎには注意しましょう。
そうすれば、健やかコーヒーライフを送ることができるはずです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。